乳児は興味のある方向へ移動しようとします。
はいはいをするうちに自然と筋力がついてきます。
さらに立てるようになると、もう少しで届きそうな物に背伸びをして手を伸ばしたりもします。
知的探究心と運動能力を伸ばすことは深くつながりがあります。
そういう意味では危険がないような配慮がなされているならば、充分はいはいができる空間と、
子供がそこへ行ってみたいと関心を持つものを置いておくのはよいことです。

一人歩きができるようになったら、お散歩もたくさんしましょう。
抱っこやベビーカーでの移動が親にとって都合がよい場合も多いですが、
ここはのんびりと幼児につきあってあげてください。
特別な体操のようなものを取り入れなくても、それがなにより身体の発達を助け幼児の体力をつけます。
家の中ばかりにいる子や、外の移動に自分の足で歩かせなかった子は、
長く歩くことを面倒がるようになって、すぐ「疲れた。だっこ!」とねだるようになります。

遊びを通して運動機能を伸ばすのが幼児期です。
3才くらいになると、段差をジャンプしておりる、公園の遊具によじ登るといったこともできるようになります。他の同年代の子もいる場所なので、つい他所の子と比較してしまいがちですが
「○○ちゃんはもうこんなこともできるのに」という考え方は避けましょう。

見ていてあぶなっかしい場面もあるかと思いますが、危険のないように付き添って
本人がやりたがるものはいろいろやらせてあげましょう。
「危ないから、汚れるから」と止めていては経験になりません。
できた達成感、自分で危ないと感じるバランス感覚は、実際にやってみなければ得ることができません。やってみるから、できるようになるのです。



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